傍観者と当事者

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リアルセミナーへの参加

先月木坂さんのセミナーにリアルで参加してきた。
初めてだったがやはり参加してよかった。

これまでは自宅で映像や音声ばかりで学んでいたが、
今回は実際に足を運んで現実の世界でライブを体験したわけだ。

そこではやはり映像とは違った別物であることが体験できた。

傍観者

セミナーでも映像を見ているだけだと「傍観者」である。
いつでも止めることができるし、ごはんを食べながら受けることもできる。
講師がこちらを見ることもないし、寄ってくることもない。

画面を通した隔たりがあるので自分事ではない。周りが気になる人はこちらのほうが内容に集中できる人もいるだろう。誰にも見られることもないため、はなくそをほじりながらでも受けることができる。

ワークも飛ばすこともできてしまうし、つまらない発表になっても恥ずかしい思いをすることもない。最悪宿題をやってなくても焦ることもない。

つまり、自分は安全な場所にいて見ているだけなので真剣さがだいぶ違う。
だから緊張感もなく、得られる情報量が圧倒的に少ない。

音楽で言えばMP3のようなもの。重低音が大幅にカットされており、メロディや歌(情報)が聴けたらそれでいいよね、といった感じだ。
いつでも止められるし、喋りながらでも気にせず聞ける。
聞いてなくても後でまた聴けばいいし、といって先送りにされたまま忘れる。

当事者

一方、実際にセミナーに参加していると「当事者」になる。

同じように他の参加者の視線もあるし、講師と目があうこともある。リアルタイムに動いており、何が起こるかわからない。匂いや空気感もあり、初めての参加なら焦りや葛藤も感じられるだろう。

自分が発言をして今ココのセミナーを動かすこともできる生きた時間だ。
意図せず当てられて発表で恥ずかしい思いをするかも知れないし、それが意外とウケて、その体験が自分の記憶に刻まれるかも知れない。自分の問題点が見つかるかも知れない。

音楽でいうとコンサートのようなもの、会場の熱気、周りのお客さんもいて、咳をすると周りの人にも影響を及ぼしてしまう緊張感もある。トイレに行っている間にもコンサートは止まってはくれない。聞いてなかったらその時間は二度と戻ってこない。今ココの現実なのだ。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」

何かのドラマでそんなセリフがあったが、まさにそれがしっくりくる。

相場参加者

では、トレーダーの場合はどうだろうか。

検証環境=傍観者
リアルトレード環境=当事者

といえるだろう。

検証環境では、
機会損失しても早送りすればまたなくて済むし、テキトーにやって負けて破産しても痛くも痒くもない。つまり、感情が動かないし、負けても悔しくない。だから真剣さもない。戦う相手は過去の動かないデータ。であり、一回一回のトレードの重みや負けたときの反省度がとても軽く見られてしまう。

一方、リアルトレード環境では
相手は世界の相場参加者であり、様々な思惑が動き、生きている。
チャンスを逃したら次のチャンスまでかなりまたなければいけないし、チャンスはほんとに一瞬であることが多い。そしてポジションを持った時点で世界の人々と戦ってる自分も相場参加者の一人となる。

ポジションを持つにもスプレッドも変動するし、スワップや場合によっては手数料もかかる。動きが早いときはポジションが入りにくいときもあるし、スベることもある。

負ければ口座資金も減るし、大きな損失を出したら悔しかったり怖かったり、「このままではいけない、何かを変えなければ!」といった危機感も覚えるだろう。

反対に勝ち続ければ「俺もう勝ち組だな」というおごりの感情も出てくるし、かと思ったらまた大損してどん底に蹴落とされる。要するに感情が動きまくるわけだ。

大海原へ出よう

検証環境でトレードするのと実際にリアル環境でトレードするのでは真剣さが大きく異なる。

人間はやはり感覚で生きる動物なので、肌感覚で体験することはとても大きな意味があると思う。いつも検証ばかりしている人は、たまにはリアル環境でポジションを持ってみて、今の実力を試してみてはいかがだろうか。

きっと大きな学びになることだろう。

それではまた。

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