ムダとは悪なのか?

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ムダを排除しよう、効率化しよう

はたしてムダってホントに排除していいのだろうか?
この世界は何かを得ると何かを失う様にできている。
効率化することによる弊害はないのだろうか?

今回はムダについて考えていきたいと思います。

最大効率が一番効率が悪い

私は体の柔軟性がかなり悪い。
小学生の時からずっとだ。

原因がずっとわからなかったが
最近わかってきた

私は基本的にムダな行動を一切しないタイプだったのだ。

頭で考え、なんでも必要最低限で済ませる。
言い換えると効率化をとにかく追求して生きていた。

発する言葉も必要な言葉しか発しなかったり
選択肢はこれが完璧の一択だった。

しかし、最近考え方が変わってきた。

ムダをすることにより自分の可動範囲が広がる。
ムダを排除しているとそれ以上の範囲では動けなくなる。

筋トレやストレッチは
意図的にムダな負荷をかける作業

身体能力で考えるとすごくわかりやすい。

日頃から運動していない人は
体が固くなり、可動範囲も狭くなる。
いざ必要な時に体を動かすことも、
動かせても大きな力を出すことができない。

しかし、日頃からトレーニング(ムダな高負荷)をしていると
いざという時に大きな力出すことができる。

日頃からストレッチ(ムダに可動域を広げる負荷をかける)を
していると、いざという時に柔軟に動かすことができる。

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斬新なアイデアはゴミの山の中から生まれる

行動や思考も同じで
日頃からムダな事をたくさん考える事によって
新たなアイデアを創造する事ができるし、
いつもやらない行動をすることによって
新たな発見があり、気付きやひらめきが得られたりする。

効率化を求めるあまりに逆に遠回りになってしまう。

体力をつけるには、とにかく体力を使って減らして訓練する。
そうすることで超回復が起こり体力の上限が上がる。

ビジネスでもたくさんの失敗をして
その経験から良い商品ができたり、
良いビジネスモデルが生まれたりするものだ。

おしゃべりも、無駄話の中に話のきっかけをみつけ
次の話につながっていく。
長時間ムダなことを話すことによってお互いの信頼関係も深まり
良い人間関係ができていくのだろう。
言い回しだって学ぶことができるかもしれないし、
話の中で良い情報を聞けるかもしれない。

ただ、何事もやり過ぎは良くない。

脳は放っておけば
短期的な最適化をするようにできてる

脳は自動的に「現状に」最適化するようプログラムされている。
だから暖かくなってくると体もそれになれてくるし
寒くなってくるとそれに慣れてくる。
季節の変わり目は体がなれていないため体調を崩しやすくなる。

熱いお風呂に入る時も
初めのうちは熱くて入れないが、
そのうち体が慣れて入れるようになる。

英語圏に住むようになると
いつの間にか耳が英語に慣れて聞き取りやすくなるし、
厳しいトレーニングも当たり前になってくると
精神的にも肉体的にもその場に適応しようとする。

今の「よくない現状」を変えたいなら、
「よくない現状」に最適化されないように
日々意識的に今の常識から外れるように
努力しなければならないのだ。

長期的に必要なことは
短期的に見ればムダ、ということになる。

長期的な視点で現状を変えたければ
現状からみた「ムダ」が必要なのだ。

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メリハリを付けることが大事

うまい具合にバランスを取って、
時には効率化に集中し、
時にはムダな時間、余裕のある時間を楽しむ。

そのように、メリハリを付けることが大事なのだろう。

効率とムダを寄せては返し
波を描きながら生きていこう。

そうすれば少しずつ良い方向に向かっていくはずだ。

それではまた。

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